日本三大絣の一つ「備後絣(びんごかすり)」を用いた爽やかな一足『SP-141IL』『SP-267IL』

日本三大絣の一つ「備後絣(びんごかすり)」を用いた爽やかな一足『SP-141IL』『SP-267IL』

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スピングルカンパニーがある広島県府中市のすぐそばに位置する福山市新市町。そこでは江戸時代から生産されている日本三大絣の一つ「備後絣」が織られています。

“備後地区”に本社を置くスピングルがこの“備後絣”を使用したモデル『SP-141IL』、『SP-267IL』をオンラインショップのみでリリース。この備後絣とはどのような素材なのか、紐解いていきます。

絣とは? — かすれたような風合いの織物 —

そもそも絣とは、先に染めた糸を織り、模様や柄を表現する織物のことです。絣は、白い糸で織り出来上がった白い生地を後から染めたりプリントするのとは異なり、先に染めた糸を使って織ります。
糸を染める時に生じる独特の風合いや、その糸を織って柄や模様を表現する際のズレが生じ、独特のかすれたような風合いの織物となります。

備後絣とは? — 江戸時代から織られる日本三大絣の一つ —

備後絣は、久留米絣、伊予絣と並び、日本三大絣のひとつです。広島県福山市新市町一帯で江戸時代から生産され、他地域の絣に比べてサラリとした感触で、少し空気を含んだような、木綿ならではの柔らかい風合いです。

備後絣は、まず生糸を染めていくところからその工程がはじまります。職人の手仕事で藍や柿渋、墨汁などの染料を使って糸を染め、天候に細心の注意を払いながら天日干しをします。

糸を織るのは昭和三十年代製の旧式のシャトル織機。緯糸にかかる張力があまりかからず、ゆっくりゆっくりと織ることで、少し空気を含んだような、木綿ならではの柔らかい風合いが生まれます。

夏は涼しく冬は暖かい素材

木綿は吸湿性が高く通気性にも優れているため、汗ばむ夏には涼しく、冬はふんわりと空気を含んで暖かく着こなすことができます。

江戸時代から織られる日本三大絣の一つ「備後絣」を用いた『SP-141IL White/Navy』と『SP-267IL Dark Navy』、ぜひ一度手に取ってみてください。

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